pg = pg or {} pg.world_collection_file_template = { [1101] = { group_ID = 1, name = "隕石の調査について", subTitle = "", pic = "", id = 1101, is_classified = 0, content = "何千年もの歴史のなかには、にわかに信じがたい謎が数え切れないほど記録されている。そのうち、考古学の進歩によって明るみに出たものもあれば、歴史の中に永遠に封印されているものもある。また、かつて北方連合の■■■■■■地方で起きた大爆発の謎のように、真相解明こそ至ってはいないものの、昨今の科学技術の進歩により新しい進展を見せたケースもある。\n■■年■■月■■日未明、現在北方連合領の東部■■■■に当たる■■■■■■地方にて、核爆発にも匹敵する大規模の爆発が発生し、半径20■■平方キロメートル以上の森林が完全に破壊された。この謎の爆発の原因は、百年以上に渡って数多くの仮説が立てられたものの、学界で広く認知されるような定説はいまだに生まれていない。まさに歴史的な未解決事件の一つとなっている……\nもっとも、世間ではこの問題が徐々に忘れられ始めた頃、最新技術を投入して■■■■■■地方の再探索を行った科学者たちは、ここ最近衝撃的な研究成果を上げたようだ。 最新の報告により、爆発の真相は以前より有力な仮説の一つである「隕石説」である見込みがどんどん大きくなっている模様……" }, [1102] = { group_ID = 2, name = "隕石調査:落下地点", subTitle = "機密レベル:Ⅱ", pic = "", id = 1102, is_classified = 0, content = [[ ……調査の結果、かの北方連合での大爆発は、隕石の衝突によって引き起こされた可能性が極めて高いと結論付けた。これは従来考えられてきた隕石説の主旨と概ね合っているが、実際状況は仮説とは少なからずずれている。 これまでの大爆発における最大の疑念: 事件当時、少なくとも3度の強い爆発があったと推測され、実際にも3つの爆発クレーターが確認されたが、現場周辺では隕石の破片は一切発見されなかったという。 従来の隕石説でも、事件についてある程度の説明は可能であるが、現場で確認された全ての事象を十分に説明できていないことが、隕石説が定説として受け入れられなかった要因となっている。しかし、最新の研究により、隕石の破片の行方についてようやく見当がついたのである。 研究によれば、飛来した隕石が大気との摩擦によって空中で分解した。その結果、いくつかの大きな破片に分かれて地面に激突し、最終的に3つの大規模なクレーターが形成されたという。計算によると、北方連合に落ちた隕石は、あくまで隕石の破片の一部に過ぎず、爆発によって落下軌道が変化した他の隕石の破片は、すべて北極海に落下した可能性が高いという。 そして落下した隕石の破片は、その自身の特異な性質から早い段階で周囲の環境に「溶け込んだ」。こうして、落下地域では隕石の破片は一切発見されることなく、その秘密は今日に至るまで隠されたままとなっている……]] }, [1103] = { group_ID = 3, name = "メディアリリース", subTitle = "", pic = "", id = 1103, is_classified = 0, content = "……少し前に学者が発表した■■■■■■大爆発に関する研究論文が、大爆発に関する議論を世界的に再燃させた。一時期、これまで人が訪れることはまれだった隕石落下跡地の森林に突如として、メディア関係者や研究者、世界中の観光探検客が大挙して押し寄せるようになった。\n税関関係者によると、過去3ヶ月間に研究目的で受理した訪問申請件数は、例年の同時期に比べて100倍以上に増加しており、当然それ以外の種類の申請も激増しているという。\nそれにしても…かつての大爆発で完全に破壊された数千平方キロメートルにも及ぶ土地は、爆発の中心にできた深いクレーターも含め、今ではとっくに鬱蒼とした森となっている。 その中から■年前の爆発の残留物を探そうとすれば、さぞ大変な労力が必要に違いない……" }, [1104] = { group_ID = 4, name = "周辺地域の封鎖について", subTitle = "", pic = "1104", id = 1104, is_classified = 0, content = [[ …… 通告: 3月1日より、以下の地域で実弾射撃演習を開始する予定となります。演習の機密性及び安全確保のため、以下の4地点の内側を軍事禁止区域として設定し、無関係者の立ち入りを禁止とします。 A、北緯6■°5■′30″ 東経10■°50′3■″ B、北緯■0°54′3■″ 東経101°■8′■0″ C、北緯60°■2′■0″ 東経1■1°5■′30″ D、北緯6■°52′■0″ 東経■01°50′■0″ 軍事禁止区域の解除については、後ほど改めてお知らせします。 無許可で軍事禁止区域に人員や機材を派遣することは、我が陣営に対する敵対行為とみなされます。いかなる……]] }, [1105] = { group_ID = 5, name = "個人ジャーナリストの報道", subTitle = "", pic = "", id = 1105, is_classified = 0, content = [[ ……最後に、読者の皆様にとっておきのスクープをお届けします。 大爆発に関する最新研究が世間に広く知られるようになった今、北方連合の凍土で起きていることは、まさに全世界からの注目を集めていますね。仕事中でも休んでいるときでも、自宅にいても街に出ても、必ず毎時間3回以上耳に入るほど、まるで周りの空気も関連の事件で支配されているような気がします。 皆様もきっと同じでしょう。 どこに行っても、どんな情報を調べても、ニュースフィードを回避することができません。かの地での作戦展開とか、ユニオンや北方連合の今日の動きとか、鬱蒼とした氷の大地はまるでステージに収束するスポットライトの焦点のように、周囲の暗闇の中で実際に起こっていることを無視するほど人々の目を眩ませています。 この間、北極海で起きたことについて、何か情報を目にすることがありましたか? 一切なかったですよね。環境保護団体がいつも挙げている抗議声明すらなくなり、まるで私たちの生活から「北極」という言葉自体が完全に消えてしまったかのようです。 しかし、「あなたに真実を届ける」ことをモットーとしている本誌は、このような子供だましには惑わされません。 困難かつ綿密な現地調査を行った結果、一体どんなことが起きているか想像できますか? 今の北極海には、巨大な海上工事現場ができているのです……]] }, [1106] = { group_ID = 6, name = "海底調査報告", subTitle = "機密レベル:Ⅲ", pic = "1106", id = 1106, is_classified = 0, content = "……私たちのチームは、北極海の海底(水深1500m以上)でかなり興味深い現象を発見した。例を挙げると、この深さと水温に明らかにふさわしくない海洋生物のサンプルを得ることができた。これらの深海生物の群集地を中心に、周辺を探索することで、■■■■■■隕石の痕跡に類似すると疑われるサンプルを回収できた。これまでの仮説と合致するように、例のサンプルは完全に周囲の環境に溶け込んでおり、隕石らしき特徴は一切見られない。もし今回、特殊なエネルギー帯を採取できる機器を使わなかったら、これらの隕石片はただの海底岩として無視された可能性が高いだろう。どうやら■■■■■■大爆発を引き起こした隕石は、確かに周囲の自然環境と「シンクロ」するような特殊な性質を備えているようだ。\nところで、この現象に気付いた「向こう側」も、我々とほぼ同時期に海底探査を行っていた。 ■■■■■■隕石の落下予想軌道からすると、今頃同様にサンプルを回収している可能性が高い。彼らに遅れをとらないよう、一刻も早く科学研究の名目で北極海の洋上に仮設研究所を設置することを提案する……" }, [2101] = { group_ID = 1, name = "新エネルギー発見 真相は…?", subTitle = "", pic = "", id = 2101, is_classified = 0, content = [[ ……ユニオン上層部が参加しているとされる、ある共同研究所で、簡単かつ低コストで生産でき、保存もきく、しかも高効率でクリーンな新エネルギーが誕生したという噂がある。この噂が本当ならば、この新エネルギーは間違いなく世界的なエネルギー革命をもたらし、私たちの生活様式を完全に変革させるだろう。 この噂の真偽を確かめるために、噂の研究所に取材を申し込んだが、記事公開まで研究所からいかなる回答も得られていない。他のメディアも同じように取材を拒否された状況からすると、研究所の沈黙はかえって噂の信憑性を高めていると言えるだろう。 本紙記者のたゆまぬ努力の結果、ついに昨日、秘密ルートで匿名の関係者にこの話題についてコンタクトが取れました。彼の言葉を手がかりに、私たちはついに、この新しいエネルギーのベールを一部暴くことに成功した…… ------ 今すぐチャンネルを登録して全文を読む------]] }, [2102] = { group_ID = 2, name = "特殊素材生産工場スタッフ募集", subTitle = "", pic = "", id = 2102, is_classified = 0, content = [[ ……本工場は、NP港の郊外に位置する精密工業品の生産拠点であり、ユニオンで「エナジーキューブ」の生産ライセンスを取得した第1期120社のうちの1社です。現在、関連製品の大量生産に備え、本工場は作業員150名、エンジニア50名、研究開発者50名を公開募集しております。 1.生産作業員 100名 2.ロボットメンテナンス作業員 50名 3.インダストリアルエンジニア 10名 4.システムエンジニア 40名 5.特殊素材研究者 50名 性別不問。 作業員の年齢制限は18~50歳です。 技術者及び研究者の年齢に制限はありません。 作業員に関して実務経験は問わないが、エンジニアは5年以上、研究者は5年以上の実務経験が必要です。 報酬基準については業界標準レベルを大幅に上回ることをお約束します。詳細は工場にお越しになってご相談ください(秘密保持契約を結ぶ必要があります)。 履歴書提出方法……]] }, [2103] = { group_ID = 3, name = "応募者のエントリーシート", subTitle = "", pic = "2103", id = 2103, is_classified = 0, content = [[ …… [No42]40歳の元搬送作業員です。長年働いていた工場の閉鎖により失業しました。仕事が欲しいです! …… [No171]私は原子力発電所で働いていたエンジニアです。 半年前、私が10年間働いた原子力発電所が老朽化資産と判断されたため、本社は競売手続きと大規模のリストラを始めました。そして私も職を失うことになりました……家族を養うために、どうしても新しい仕事が必要です! …… [No874]52歳、男性。ソーラーファームの管理者経験が豊富です。新しい仕事を探しています。 …… [No11010]27歳、男性。3年間の工場実務経験あり、「エナジーキューブ」知識研修修了済み。現在はキューブ生産に関連する仕事を探しています。採用担当者の方は以下の連絡先までお願いします。 ……]] }, [2104] = { group_ID = 4, name = "キューブ管理諮問委員会 成立へ", subTitle = "", pic = "", id = 2104, is_classified = 0, content = "……昨日、北方連合上層部は「キューブ管理諮問委員会」(以下、キューブ委員会)を正式に設立した。キューブ委員会の設立により、「エナジーキューブ」の応用は正式に北方連合の次期5ヵ年計画の発展戦略に盛り込まれたことがわかった。北方連合は、委員会の設立を発表すると同時に、エナジーキューブの研究開発、生産、応用を担うための3つの大型企業の設立も発表した。\n今日の定例記者会見で、ユニオン上層部は、北方連合によるユニオンのエナジーキューブに関する研究成果の技術盗用を引き続き非難し、人類社会の破壊という究極の悪の目的としたキューブのエネルギー悪用に備えるよう呼びかけた。 北方連合上層部は数時間後の記者会見で、この告発は全くのナンセンスであり、ユニオンなど諸陣営のようにエナジーキューブを戦争兵器の開発に使用するのではなく、人々の生活水準の向上や、気候変動を食い止めるなど全人類のために使うことに集中すると主張した。\n 本記事の発表までの間に、北方連合の告発に対しユニオンからの反応はない……" }, [2105] = { group_ID = 5, name = "キューブ技術基準カンファレンス", subTitle = "", pic = "", id = 2105, is_classified = 0, content = [[ ……これまでにない科学的な交流の場となった今回の「キューブ」技術基準カンファレンスは、本日最終日を迎え、議論の結果を公開した。主催者が用意したリアルタイムのホログラフィック通信技術はユニオンと北方連合それぞれに設置された分会場を疑似的に1つの大きな仮想会場にまとめることに成功した。今回のカンファレンスには陣営を問わず、世界中から一流の科学者チームが派遣された。 また、カンファレンスでは、キューブの正式名称を「エナジーキューブ」(「ε-cube」)とし、略称は「キューブ」とすることが決定されたほか、「エナジーキューブ」の製造と応用に関する一連の基準も提示された。 従来のエネルギー源とは異なり、エナジーキューブの製造上で最も重要なプロセスは、複雑な成分を持つ特殊素材の容器を製造することである。容器の製造工程におけるパラメータの違いは、製造されるエナジーキューブの品質に直結すると見られるためだからだ。 今回の会議では、参加者は公開実験データをもとに幅広く議論し、最終的に安定かつ信頼性の高いエナジーキューブを製造するための標準規格を策定した。 この一連の基準は、民生用のエナジーキューブの製造と応用に関する世界的な共通規格となる。 共通の技術基準の誕生により、エナジーキューブの大規模実用への道がついに開かれ、やがて全世界も新たな変革を迎えるだろう……]] }, [2106] = { group_ID = 6, name = "エネルギー革命 反対者の意見は", subTitle = "", pic = "2106", id = 2106, is_classified = 0, content = [[ ……キューブの実用化に反対するデモが6週目に入り、参加者の数も依然として増え続けている。 デモ参加者の一部では、キューブが健康に与える影響や、北方連合の「キューブ」の研究への参加など、陣営間の関係がキューブ利用の安全性を脅かしているという声が出ている。 本紙は、ここ数日注目を浴びている反対派グループの代表から話を聞くことができた。 取材によると、反対派のメンバーは、主に伝統的なエネルギー産業の従業者と、少数の科学者で構成されているという。彼らは、社会全体に伝統的なエネルギー産業への重視と保護を呼びかけ、一流の科学者でも内部構造を完全に説明できないブラックボックスであるキューブの乱用によるリスクを警戒し、公衆の目を再び原子力を含む伝統的なエネルギー産業の発展に回帰させることを目的としている。 興味深いことに、多くの研究者は同グループの一部の見解に賛同しており、その中にはキューブの研究に取り組んできた著名な研究者の名前も……]] }, [3101] = { group_ID = 1, name = "テクニカルバイヤーの通信記録", subTitle = "", pic = "", id = 3101, is_classified = 0, content = "……いくつかの工場で実験的にキューブ駆動を応用する生産ラインの改造を行ったところ、なんと……最終製品の製造コストが30%も削減されたんだ。この新しいエネルギー源の性能は非常に安定しており、ここ数ヶ月だけで見てもエネルギー漏れは一度も発生していない。どうやらこれまでの心配は単なる杞憂だったようだ。そして、うむ……君が選んだこの会社もいいね。価格はほどほどで、サポートサービスは抜群。私たちの他の工場も、改造を進めていく必要があるだろう……よし、こうしよう。君は明日、彼らのところに行って注文を追加し、向こうの技術者と共に、西部の工場から順に他の生産ラインの改造に取り掛かってくれ。それと、長期契約を結ぶことも忘れずに。将来のキューブの消耗に伴う交換や機器のメンテナンス作業も彼らに依頼すればいいと思う。\n 「安定していなさそう」と、この新エネルギーを使うかどうか躊躇している工場がたくさんあるから、私たちは先に生産ラインの改造を終わらせて、キューブによるコスト削減を活用できれば、きっとやつらを市場から駆逐することができる。さあ友よ、明るい未来が私たちを待っているぞ…" }, [3102] = { group_ID = 2, name = "キューブか?アトミックか?", subTitle = "", pic = "3102", id = 3102, is_classified = 0, content = "……エナジーキューブは、現在一般的に使われている原子エネルギーとは用途が大きく異なる。エネルギーに詳しくない人からすれば、エナジーキューブは原子炉と同じように、ほぼ無限にエネルギーを放出できるエネルギー発生装置のように見えるが、しかし、原子炉は原子力を電力に変換するために、燃料に加え、一連の複雑な制御方法と煩雑なエネルギー変換プロセスを必要としている。一方、エナジーキューブは、サイズは現行最小の原子炉よりもはるかに小さい上、燃料を必要としていない。制御に関しても簡単かつ安全で、キューブのエネルギーからデバイスを駆動するために必要な電気エネルギーに直接変換することができる。\n エナジーキューブの最大の特徴は、工業バッテリーの大きさと原子炉並みの持続供給力を併せ持っていることである。確かに1つのエナジーキューブの出力は限られており、小型原子炉の出力には全く及ばないが、エナジーキューブは複数のキューブを比較的自由に組み合わせて使用することができ、数を増やすことで総出力を増やすことができる……" }, [3103] = { group_ID = 3, name = "キューブか?アトミックか?Ⅱ", subTitle = "", pic = "", id = 3103, is_classified = 0, content = [[ ……は、徹底的なまでにクリーンなエネルギー源である。その使用過程で汚染物質の排出ゼロを達成しているだけでなく、寿命が尽きた後、廃棄されるキューブの素材は無毒無害であり、完全にリサイクルすることができる。これは、廃棄物処理が必要な原子炉とは大きく異なる点と言えるだろう。 現在、エナジーキューブ生産を主に担う各勢力は、キューブに関するコア技術の輸出を完全に禁止しており、完成品の輸出にも多くの制限を課している一方、いくつかの勢力もまた新しいエネルギー源がもたらす変革を十分に享受することができている。かつて産業が発達していなかった地域も、一夜にしてエネルギー不足の問題を解消し、エネルギー不足による生産性向上の制約も徐々に緩んできている。そんな世界情勢の中、主要陣営の傘下に入り、エナジーキューブに関する支援を受けようとする勢力も徐々に増えてきている…… 一方、エナジーキューブに対する改良は現在も続けられており、複数の大手メーカーが世界共通規格の上に独自の規格を導入し、キューブの改良や専用規格で市場を独占しようとしている。その結果、さらなる小型化の成功と出力がアップされたエナジーキューブが次々と誕生した。 エナジーキューブが世界にもたらした変革は、まだ始まったばかりかもしれない……]] }, [3104] = { group_ID = 4, name = "シベリア・テラフォーミング", subTitle = "", pic = "", id = 3104, is_classified = 0, content = [[ ……エナジーキューブを動力源とした小型温度調整ステーションと洋上融雪ステーションの量産化により、北方連合による豪雪地域での大規模環境改造計画が正式にスタートした。 計画によると、北方連合は20年以内に東部の環境生態を一新させ、当地域を全世界のための穀倉地帯に変え、自身だけでなく他勢力に供給できるだけの食料を生産するという。 小型温度調整ステーションは、エナジーキューブを内蔵した無人の環境制御装置であり、天候にかかわらずいつでも周囲の気温をコントロールすることができるという。ステーションから延伸する何百本もの調整柱により、1つのステーションは平均1平方キロメートルの土地をカバーすることができる。 そして、沖合に設置された融雪ステーションは、北極海航路の維持・拡大や北極海・極東地域での通年不凍港の形成に使用される。 この計画を完全に実現するためには、数千万箇所の温度調節ステーションと数万基の融雪ステーションの設置が必要になると予想される。いくつかの環境保護団体は、ここ数日でこの環境改造計画に対する懸念や心配を表明している……]] }, [3105] = { group_ID = 5, name = "空と海 発見の時代", subTitle = "", pic = "", id = 3105, is_classified = 0, content = [[ ……ε-cubeという小型で耐久性に優れた効率的なエネルギー源は、深海や宇宙探査の従来の様相を一変させるだろう。人類はいつの時代でも深海と宇宙に満ちている謎と未知に興味を持っているが、これまでの深海探査における最大の問題は、深海探査艇の航続距離であった。航続距離を伸ばすためにはサイズを大きくする必要があり、そのためにはより安定な構造が求められていた。 しかし、ε-cubeの誕生がこの状況を一変させた。軽量のε-cubeは、サイズ制限が必要な無人探査艇にとって理想的なエネルギー源である。 ε-cubeを採用したことで、探査艇は優れた航続距離を得られただけでなく、投下や回収の回数が大幅に減ったことで、さらなるコスト削減にもつながった。こうして、人類はついに、深海の隅々まで徹底的に探索することができるようになったのである。 …… ユニオン航空宇宙局は、先日、最新の宇宙探査計画を発表した。 今回の計画では、開発中のε-cubeを動力源とするロケットの使用が予定されている。現在一般的に使われている原子力ロケットに比べ、ε-cubeロケットから発生する放射線量はさらに低減しており、宇宙船内にいる宇宙飛行士は最も簡単な防護服さえも必要なくなった。航宙クラスのε-cubeエンジンの出力は、同サイズの原子力エンジンよりも高いため、宇宙航行に必要な時間がさらに短縮されることも期待されている……]] }, [3106] = { group_ID = 6, name = "新エネルギーによる社会変化", subTitle = "", pic = "", id = 3106, is_classified = 0, content = "……キューブの出現は、わずか数年で世界を変貌させた。安全性に関する議論が今日もなされているにもかかわらず、「キューブ有用論」の指示は根強いものであり、近頃その勢いが更に増している。そしていつしか、一部の支持者の中では、「キューブ」そのものを崇拝する団体を結成し、まるでカルトじみた活動を開始した者もいた。これらの団体に参加しているメンバーは、キューブこそがすべての問題を解決すると主張しているほか、所在の方もキューブを利用している勢力のみならずキューブの利用がされていない勢力にまで点在している。\n 統計によると、これらの団体のほとんどはキューブやキューブ技術を応用した製品の密輸を行っており、またキューブ技術をトピックにした詐欺活動などにも関わっている。いずれにしても、これらの団体の台頭は、各陣営にとって十分注意に値するだろう…" }, [3201] = { group_ID = 1, name = "キューブの小型化", subTitle = "", pic = "", id = 3201, is_classified = 0, content = "……キューブの小型化に関する研究は、また新たな進展を見せてくれた。今朝サイモン社の新製品発表会では、「キューブM5」と名付けられた超小型エナジーキューブがメディアの関心を集めた。サイモン社の開発スタッフによると、この超小型エナジーキューブのサイズはわずか5立方cmで、現在市販されている同じタイプのキューブの12立方cmよりもはるかに小さいという。キューブM5は、包装材の素材を変更することで、在来サイズの92.8%の圧縮を実現しながら、出力はわずか41.4%しか低下していない。\nわずか数年間で、小型化されたキューブを搭載した様々なポータブルデバイスが、数え切れない家庭の暮らしに浸透している。 家庭用設備から車載機器、さらに公共サービス施設まで、キューブの存在は、もはや日常生活に欠かせないものとなっている。そしてキューブのさらなる小型化は、必ず生活製品の進化をさらに加速し、キューブの性能をより活用できる新しい製品を生み出すことになるだろう……" }, [3202] = { group_ID = 2, name = "キューブ技術 乗用車へ応用", subTitle = "", pic = "", id = 3202, is_classified = 0, content = [[ ……素晴らしいニュースです。本日、政府はついに、個人および民間機関におけるキューブ、およびキューブ動力パーツを搭載した6人乗り以下の車両の改造を許可しました!私たちは新しくキューブ動力の車を買えるだけでなく、今持っている愛車をキューブ動力に改造することができるようになりました! 今回の新規定では、47種類の部品におけるキューブ技術応用の改造が許可されました。それらの大半は、すでにキューブ自動車部品を取り扱うショップで購入することができます。もちろん現在市販されていない部品もありますが、この需要を埋めるために、大手の自動車メーカーからすぐに新しい製品が出てくると思います。 もちろん、改造のために、愛車に必要な登録手続をすることは絶対にお忘れなく! さあ、自分の手で愛車を改造しましょう! 最後に、自分で改造する時間がない人のために、カスタム部品の提供も可能で、経験豊富な整備工場をご紹介いたします……]] }, [3203] = { group_ID = 3, name = "砂漠地帯 無人機による自動支援", subTitle = "", pic = "3203", id = 3203, is_classified = 0, content = "……砂漠は、かつては住む人もいない、謎と死に満ちた土地だったが、長年にわたる観光業の発展により、 ベールに覆われていた砂漠の謎は今やほとんど解かれたと言えるだろう。確かに砂漠という環境は、長期にわたって大勢の人が定住するにはまだ不向きだが、観光で砂漠に行くだけならば死と危険の旅でなくなって久しい。もちろん、比較的安全になってきたとはいえ、灼熱の太陽、焼けつくような空気、そしていつ来るかわからない砂嵐は、砂漠の旅は決して快適な旅ではないということを、常に旅行者たちに警告している。\nこの長年の問題を解決するために、物流大手のAMZ社が旅行専門会社数社と協力して開発した砂漠用の旅行ドローンサービスシステムが最近、一部の砂漠観光地で運用を開始した。この観光ドローンサービスシステムは、AMZ社の最新モデルであるキューブ駆動のドローンを使用しており、積載量100kg、1年間を通しての全天候型定位置ホバリングまたは砂漠エリアの巡航移動サービスを実現することができ、風や砂への耐性にも優れている。\n各ドローンには、旅を円滑に進めるための食料、水、予備エネルギー源、メンテナンス機器、医療品などの物資が備蓄されており、ナビ用の照明などの機能も備えている。また、追加料金を支払うことで、各旅行者は最大3台のドローンによる完全同伴飛行サービスを受けることができる……" }, [3204] = { group_ID = 4, name = "携帯式充電キューブ新発売!", subTitle = "", pic = "", id = 3204, is_classified = 0, content = [[ ……新製品ビジネス・コンパニオンECⅡが好評発売中! ビジネス・コンパニオンECⅡは、ECIモデルの時間無制限稼働を維持しつつ、ITN社の最新の4.5cm級エナジーキューブを4個使用することで、在来製品よりパワフルな出力を実現しながら、軽量化も実現することができました。 通常画面での作業でも、様々な外部デバイスを使った拡張現実空間の構築でも、ビジネス・コンパニオンECⅡはどんなシーンでも対応することができます。 そのほか、ビジネス・コンパニオンECⅡにはもっとも強力な抗干渉装置が搭載されており、まさにどんな過酷な環境でも動作するモバイルワークステーションとなっています! さらに、ビジネス・コンパニオンECⅡのOSには18種の性格が実装されているバーチャルインターフェイスが用意されているため、必ずあなたの要望を満たすことができます。 ビジネス・コンパニオンECⅡを手に入れて、いつでもどこでも自由に仕事ができる楽しさを体験してみましょう。 共同購入割引あり! 一回で■台以上ビジネス・コンパニオンECⅡを購入すると……]] }, [3205] = { group_ID = 5, name = "爆発テロ、首謀者逮捕", subTitle = "", pic = "3205", id = 3205, is_classified = 0, content = "……管理者からの通報を受け、警察が迅速に現場に到着し、周辺の道路を封鎖した。後ほど到着した機動隊は、放置されていた不審物の解体作業を行った。機動隊が不審物を解体したところ、遠隔操作の起爆装置、すにで起動された時限起爆装置および大量の爆発物が発見されたため、この不審物を意図的に設置された爆発物、少なくとも製作者の主観的な意図で作られた爆発物であると判断した。\n該当爆発物の爆薬の部分は、種類やサイズの異なる複数のキューブをつなげて作ったという。しかし、キューブを爆発させることはできないため、キューブで作った爆発物は実際には破壊効果がないと見られる。\n捜査の結果、爆発物を制作、設置した容疑者は、通報から3時間以内に警察に確保されたことがわかった。現在、事実解明に向け、警察は容疑者に対し取り調べを行っている……" }, [3206] = { group_ID = 6, name = "廃棄物再生の新方法", subTitle = "", pic = "", id = 3206, is_classified = 0, content = [[ ……ゴミの処理とリサイクルは、長年にわたって人類を悩ます問題の一つであった。現代社会でよく利用される化学素材がますます複雑化しているため、原始的な埋め立て分解法による対処は不可能となり、微生物による分解でも需要のごく一部しか満たすことができない。一方、リサイクルについても複雑なプロセスと選別にかかったコストのせいで、ゴミのリサイクル率は低いままであった。 現在、最も一般的なゴミ処理手段は、集中焼却である。廃棄物を特殊な環境で焼却することで、最大限にエネルギーに変換させることができる。その後、焼却残渣を複数のプロセスで処理し、その中に含まれる様々な金属成分を回収することもできる。 ところが、多くのキューブエネルギーファームが建設されたことで、ゴミ焼却によるエネルギー生産は、今や費用対効果が低い産業となっている。そのため、多くの廃棄物処理施設を廃止しなければならない状況にもかかわらず、廃止できないという進退窮まる問題に直面している。 幸い、キューブによって発生したこの「問題」もまた、キューブによって解決することもできる。キューブのおかげでほぼゼロコストのエネルギーをもたらすことで、理想的だがコストが一番高いゴミ細分化リサイクル法が再び脚光を浴びつつある……]] }, [3301] = { group_ID = 1, name = "パワードスーツのデザイン", subTitle = "", pic = "3301", id = 3301, is_classified = 0, content = [[ ……小型の高エネルギー源であるキューブは、パワードスーツのエネルギー供給システムにほぼ完璧なソリューションをもたらした。キューブを動力源とすることで、パワードスーツの稼働時間が増えるだけでなく、機動性が向上するとともにスピードも大幅に増加するようになった。 かつてはエネルギー供給源の都合上、各国で運用されていたパワードスーツは、可能な限り軽量化されたセミオープン型のデザインが一般的であった。そのため、人体への十分なカバーが確保されておらず、パワードスーツの実用性は極めて限られていた。 そしてキューブの出現により、最も重要であったエネルギー供給の問題が解決され、最新世代のパワードスーツのデザインは、密閉式の方向に軌道修正するようになった。防御と火力を強化し、複雑な環境下でのサバイバル、作戦能力を高めることに重点を置いたパワードスーツは、もはや補助的な個人戦闘システムから真の戦闘マシーンへと変貌した。 しかし、そのデザインについて、速な進化は新たな議論を引き起こした――人体工学に最も適した二足歩行タイプに拘り続けるべきか、それとも安定性に優れた車輪タイプに切り替えるべきなのか、はたまたその無尽蔵とも言えるエネルギーを活かし「翼」を生やすべきか…]] }, [3302] = { group_ID = 2, name = "個人携行兵器のエネルギー化", subTitle = "", pic = "", id = 3302, is_classified = 0, content = "……FNH社が設計した新型重機関銃「FNCB4」が軍の検収に合格し、まもなく部隊に導入されることがわかった。FNCB4重機関銃に搭載されている小型のエナジーキューブは、他の部品に持続的なエネルギーを供給することができるという。そのために、FNCB4は従来の重機関銃のデザインから一新し、キューブ技術に直結した性能強化が施されている。例として、銃身に搭載される弾頭運動エネルギー強化モジュールや、ターゲティングモジュールに組み込まれた新型弾道計算装置などが挙げられる。\n FNCB4重機関銃は、歩兵用の「FNCB4A」、パワードスーツ用の「FNCB4B」、大型ドローン用の「FNCB4F」、海軍の無人艦艇用の「FNCB4H」など、8つのモデルに分かれている。搭載プラットフォームの故障により検収が一時的に延期されたFNCB4Bを除き、残りの7つのモデルはすでに検収に合格し、量産段階に入ろうとしている。\n しかし、今回の検収では、最も関心を集めているエナジーキューブで駆動するレーザー兵器の発表はなかったようだ。FNHの広報担当者によると、エナジーキューブを搭載したレーザー兵器はまだテスト段階にあるという……" }, [3303] = { group_ID = 3, name = "宇宙ステーション拡張計画", subTitle = "", pic = "", id = 3303, is_classified = 0, content = "……宇宙ステーションへの補給ミッションは、今回も北方連合が保有する、実績と信頼性のある原子力スペースシャトルが担当することがわかった。通常の補給物資や研究機材に加え、3基の中型キューブ動力補助機構が特別に搭載されている。この3基のユニットは、ドッキングに成功した後、既存のエネルギー供給システムの補完としてステーションに設置される予定となっている。北方連合の計画では、将来もキューブユニットを設置してエネルギーシステムを強化しつつ、宇宙ステーションの規模をさらに拡大するという。\nまた、現在開発中のキューブを動力源とする宇宙探査機の格納・発進のために、ステーションで新しいプラットフォームを建設する予定であると関係者は語っている。\n地球近傍軌道輸送ミッションに関しては、キューブ動力のスペースシャトルは、長年使われている原子力スペースシャトルに比べて大きな利点はないと科学者たちが考えているため、深宇宙探査に用いる、軌道上の宇宙ステーションから直接発進できるキューブを動力源とする宇宙探査機の開発に注力している……" }, [3304] = { group_ID = 4, name = "ミリタリー掲示板での書き込み", subTitle = "", pic = "", id = 3304, is_classified = 0, content = [[ …… No3214 匿名さん 12:01:13 !!!キューブ戦車がついにデビューしたぞ! 以前キューブ兵員輸送車のニュースを見たときからこんな日が来ると思ってた!!! No3215 匿名さん 12:04:12 まだ軽戦車から改造しただけの試験車両だそうだ。詳細なスペックは非公開だから、戦闘能力には疑問符がつくな。ところで、公開された写真を見る限り、サイズはあまり変わってないような気がするから、節約したスペースを快適性の改善に使ったのでは? No3216 匿名さん 12:09:34 技術が成熟して重戦車に応用されるようになったら、どんなものが出てくるか楽しみだな……装甲部隊における向こうの優位性はもうすぐなくなるぞ! No3217 匿名さん 12:14:27 ……そもそもこのニュースって向こうの発表だろ?にわかがミリオタ面をしてんじゃねえよ。俺が戦車遣わしてお前ら全員あの世に送ってやろうか! No3218 匿名さん 12:17:54 ——この返信は削除されました—— ……]] }, [3305] = { group_ID = 5, name = "エネルギー抽出エンジン", subTitle = "", pic = "3305", id = 3305, is_classified = 0, content = "……本記事は、貿易連合が先日大々的に発表した「エコー」プランについての情報をご紹介いたします。公開された情報によると、「エコー」プランは3つの段階に分かれていますが、これまで公表されたのは先の2段階だけです。\n第一段階として、貿易連合は、研究開発のリソースと人材を結集し、航空分野におけるキューブ技術応用のブレークスルーを実現しようとしています。現在、キューブエンジンは、固定式の大型設備や中小サイズの地上車両にしか使用できず、航空機エンジンのニーズを満たすには程遠いものでした。開発が順調に進めば、まずは大型ドローン用エンジン、次に旅客機・貨物機用エンジン、最後に戦闘機用エンジンの順で開発していくでしょう。給油せずに空を飛ぶ喜びを想像してみてください。そして、空中給油機が歴史から退場することになるように、プランの第一段階は、在来の航空産業を一新させます。そして第2段階では、実証済みのキューブ航空エンジンに基づき、貿易連合はさらに地球近傍軌道輸送および宇宙探査用のキューブロケットを開発することになります。\nさあ、わが征くは星の大海……" }, [3306] = { group_ID = 6, name = "コーストガード 無人艦が主体に", subTitle = "", pic = "", id = 3306, is_classified = 0, content = "……エナジーキューブ動力の無人哨戒艇の先行ロットが本日、コーストガード部隊に正式に配備された。今回の先行ロットは、「ソーラーエクリプス級」水上無人哨戒艇200隻、「ムーンシェイド級」水中無人哨戒艇200隻、「コラプター級」無人艇母艦20隻、および支援用のドローン機群からなる。コーストガード部隊の関係者によると、これら先行ロットの無人哨戒艇はいくつかの艦隊に分けられ、主に東海岸でのパトロールを強化する役割を担うという。\n 近海海仕様無人哨戒艇は、すべてG社によって設計・開発・製造された。 同型船と比較すると、今回のロットはより小型化されたエナジーキューブエンジンに換装され、最新の統合作戦モジュールが搭載されている。 それにより、オペレーターが一隻一隻の船に細かい指示を出す必要がなくなり、母艦に命令を出すだけで無人艦隊全体をコントロールすることができるとのことだ。 命令を受けた母艦は、ミッション地点の状況を分析し、従属の哨戒艇に指示を出し、自律的に排除、包囲、攻撃などの行動を実行していく。\n また、無人哨戒艦隊は、主に拡大しつつある密輸行為の対処に使用されると、コーストガードの関係者が明らかにした……" }, [4101] = { group_ID = 1, name = "大型空母のエンジン交換", subTitle = "", pic = "", id = 4101, is_classified = 0, content = [[ ……数千人の搭乗員とともに、原子力空母エンタープライズは本日、SD海軍基地への到着をもって、海上での任務が一時的に終了となった。エンタープライズは、同基地で36ヶ月間にわたる大規模なオーバーホールを受ける予定で、通常のメンテナンスとは異なり、動力源となる原子炉が取り外され、新たな機関部が導入されるという。 エンタープライズのために特別に設計されたエナジーキューブ出力変換ユニットは、エナジーキューブからのエネルギーをそのままエンジンの動力への転換を可能にし、エネルギー損失率を大幅に改善するとともに、機関部のサイズを大幅に小型化することに成功した。交換作業が終わると、艦体の中には巨大なスペースができるようになるが、該当スペースの使い道については今のところ不明であり、通常兵器の格納スペースになるのではないかという推測があがっている。 すべての改装が完了すると、エンタープライズは世界初のエナジーキューブのみを動力とする大型空母となる見通しだ。 海軍の広報担当者によると、今回の改装が完了すると、エンタープライズは、退役まで機関部における大規模なメンテナンスをする必要がないという。そしてすべての空母が新型の機関に交換された後、従来行っている燃料交換のためのオーバーホールも必要がなくなるそうだ……]] }, [4102] = { group_ID = 2, name = "行き過ぎた軍備拡張", subTitle = "", pic = "", id = 4102, is_classified = 0, content = [[ …… No1127 匿名さん 06:24:43 やつらはキューブを非軍事分野でしか使わないと公言していたのに、今更軍に配備すると宣言してどういうつもりだ!? ****なんて、全部デタラメかよ! No1128 匿名さん 06:29:30 記憶が正しければ、うちも以前も同じ声明を発表していたよな?キューブを平和的に利用するとか言ってたくせに、誰よりも早くキューブ駆動の戦闘機を開発し、さらには世界初のキューブ動力軍艦も造りやがった……そりゃ向こうが同じ行動をしても全く不思議なことではないな No1129 匿名さん 06:31:57 へえ、また意味のない議論を始めたのか。同じ穴の狢なんだよ。上層部の連中は遅かれ早かれこの世界を破壊するつもりだ!さっさと家の庭にシェルターでも掘ってろ! No1130 匿名さん 06:33:01 軍拡競争が始まったような気がするな……やっと少しばかり平和になってきたというのに……でもまあ、毎回乗り越えてきたから、今回もきっと大丈夫だろう! ……]] }, [4103] = { group_ID = 3, name = "キューブ利用に隠されたリスク", subTitle = "", pic = "", id = 4103, is_classified = 0, content = "……エウロパキューブ研究会の会長は、公の場でエナジーキューブに対する懸念を再び表明した。会長はは本誌の特別インタビューに以下のような主張を寄せた。\n「現段階では、エナジーキューブにおけるエネルギー生成の仕組みを人類が理解するにはほど遠いです。わかりやすく言い換えると、主婦が食材の組み合わせやレシピを知っていても、その中で起きた化学反応の仕組みを全くわからないように、私たちのエナジーキューブへの理解度も同様のことが言えます。現在私たちがやっていること、研究していることは、エナジーキューブの作り方を理解しているというよりも、材料を使って試行錯誤を重ねながらエナジーキューブを組み立てているようなものです。もちろんエナジーキューブがこれまで、気候問題、エネルギー問題、食糧問題、水問題など、さまざまな分野で活躍し、人類社会の発展に大きく貢献してきたことは十分に理解していますが、まだ研究段階にある全く新しいものをすぐに大規模に応用しようとすれば、大きな落とし穴があることをよく知っておかなければなりません。未知の危険が、いつ、どこで、どのような形で私たちに降りかかるか、わかる人は誰もいないのですから……」" }, [4104] = { group_ID = 4, name = "新型艦艇の改造計画", subTitle = "", pic = "", id = 4104, is_classified = 0, content = [[ …… 「北方連合は最近、五大艦隊に対する全面的なエナジーキューブ向けの動力部改修、並びに友好勢力の艦隊アップデートについて、必要な協力を提供すると発表しました。教授、この計画について詳しくご説明願えますでしょうか?」 「そうですね…エナジーキューブのみを動力とする我々と違って、北方連合は通常動力に、エナジーキューブをプラスしたハイブリッド動力を採用しています。エナジーキューブと比べて能率においても環境への影響が劣っており、メンテナンスするのも一苦労ですが、改造の難易度が低く時間も短縮できます。その上、設備と技術スタッフなどといったインフラのハードルも大幅に下がります。なので、古い艦を大量に持つ向こうは短期間で艦隊全体のアップデートができるというわけですね。」 「つまり、既存艦のアップデートが目的で、我々にとって特に脅威ではない、ということでしょうか?」 「そうとも言い切れませんね。そもそも向こうと我々では、エナジーキューブの応用方法に違いはあれど、同じく技術による戦力の向上を図っています。もちろんエナジーキューブのみを動力とする我々のエンタープライズは改造後、間違いなく世界最強戦力を持つ軍艦となるでしょう。向こうがエナジーキューブを使って、単体としての戦力がどれぐらい上がるかはさておき、低コストで大々的に艦のアップデートを行えはしますが、全体の戦力強化は大いに強化されるでしょう。」 ……]] }, [4105] = { group_ID = 5, name = "キューブ実験許可", subTitle = "機密レベル:V", pic = "4105", id = 4105, is_classified = 0, content = "……正式な許可は既に下りた。これで研究所を設立し、必要なリソースを全部集めて、エナジーキューブの軍事利用に向けてさらなる研究に着手できる。これら研究プロジェクトの責任者は全員軍の関係者――つまり我々の手の者であり、許可範囲内であれば、自由に研究が行える。無論、予算も潤沢だ。\nこれだけ優遇してもらう見返りとして、すぐにでも応用できる成果を出さねばならないのだが…地上車両と飛行機用の実験型キューブエンジンの技術研究は完了し、戦艦級のキューブ駆動システムも理論検証が済んだ。…ならばそれら設備を実用化することを研究の初期プロジェクトにしよう。\nエナジーキューブのエネルギー源、およびそれについての拡張研究もようやくできる。アンジュ博士と同意見だが、エナジーキューブは決して単なる都合のいいエネルギー源ではない。それ以上のポテンシャルと可能性が秘められているはずだ……" }, [4106] = { group_ID = 6, name = "首脳会議における発言", subTitle = "", pic = "", id = 4106, is_classified = 0, content = [[ ……ロイヤルLDにて行われた首脳会議は無事幕を閉じた。今回の会議では各陣営における経済と軍事の協力、次回の共同軍事演習の計画について議論のほか、エナジーキューブが引き起こしたエネルギー変革の世界情勢にもたらした影響や、その変革に対応するために各勢力は新しい連携体制を構築すべきなどといった議題が、各陣営の上層部で行われた。閉幕式でのロイヤル代表の発言: 「エナジーキューブの出現により、この世界は不可逆的な変革を迎えました。キューブが様々な分野で活躍したおかげで、エネルギー問題や食糧問題は根本的に解決できました。 しかし、多くの人々が懸念したように、キューブがもたらしたのは利便性だけではありません。そう、我々は未曾有の危機に瀕しています。『敵』はエナジーキューブを軍事転用し、無数のエナジーキューブ実験施設を設立し、エナジーキューブのあらゆる分野での応用で我々を圧倒しようとしているのです!我々の安全を守るためには、エナジーキューブの武器研究を進め、反撃を行うしか道は残されていません……」 ……]] }, [5101] = { group_ID = 1, name = "キューブ解析研究レポート①", subTitle = "機密レベル:VI", pic = "", id = 5101, is_classified = 0, content = [[ ……最初の■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、世間はその件を知らないけど、一番最初にエナジーキューブを見つけた私たちはよく分かっていたはず――エナジーキューブは偶然と未知――文字通りの「ブラックボックス」よ。もちろんキューブに対する研究だの生産だの、ええと、「改良」を進めてはいるけど、その構造原理については未だに解明できていないの。 それで、あろうことか世界中の大手企業から各陣営の研究施設ってどこもエナジーキューブのエネルギー供給における優位性にしか視野を向けていなく、ほぼ全ての研究課題はエネルギー供給の効率向上を目的としているわ。 ………私の研究では、「エネルギーを効率的に抽出できる」のはあくまでキューブの表面的な性質でしかない。その中にはまだまだ解き明かせていない謎が多く秘められている。 それを証明するためには、さらに研究を行う必要があるわ。許可と経費の援助をお願いします。 ————アンジュ博士 ……]] }, [5102] = { group_ID = 2, name = "キューブ解析レポート②", subTitle = "機密レベル:V", pic = "", id = 5102, is_classified = 0, content = [[ ……近頃、一連の実験によって、私のチームは突破口を見つけた。原理はまだ解明されていないが、エナジーキューブは特定の電磁環境において、シグナルを発振することが分かった。シグナルには「共鳴」する性質があり、その発振とともに他のマテリアルは性質に変化が現れた。 クリティカルな結果を出した実験は以下の通りだ。 05月03日09:00 実験開始:実験環境XVI、照射グループXXVIで照射実験を行う;09:10、エナジーキューブが異常シグナル発振;09:14、実験設備の操作スタッフに体調変化が起こり、実験終了。 05月07日09:00 実験開始:今回は遠隔操作で行うことにした;実験環境XVI、照射グループXXVIIIで照射実験を行う;09:30、エナジーキューブは異常シグナルを発振しなかった。実験終了。 05月23日09:00 実験開始:今回捜査員の防護装備を改良した; 実験環境XVI、照射グループXXIXで照射実験を行う;09:12、エナジーキューブが異常シグナル発振;09:20、実験設備の操作スタッフに体調変化が発生;09:25、マテリアルグループIXに共鳴反応発生;09:30、実験終了。 ……]] }, [5103] = { group_ID = 3, name = "運搬物資一覧", subTitle = "機密レベル:I", pic = "", id = 5103, is_classified = 0, content = [[ プロジェクト名称: 「微光」計画 貨物リスト: 1.機密軍用物資TYPE:F、NP港海軍ドックから 2.機密軍用物資TYPE:A、SD海軍基地から 3.特殊鋼材コンテナ、飛行機製造グループから 4.海洋探索用キューブコンテナ一式、サマーズ海水魚研究所から 5.歴史展示品一箱、D.C.ネイビーミュージアムより アクセス: 要請貨物リストについて上層部より許可済 ステータス: 輸送中 備考: 展示品は全部三か月以内に、そのまま返却すること。 骨董品の取り扱いにご注意。 ……]] }, [5104] = { group_ID = 4, name = "特別展示終了のお知らせ", subTitle = "", pic = "5104", id = 5104, is_classified = 0, content = [[ …… 特別展示中止のお知らせ 保守を行うため、かの大戦で活躍した「武勲艦エンタープライズ(CV-6)」について、アンカーを含めた展示品は本日より一時中止することになりました。展示の再開は三ヶ月後を予定しております。※前後する場合がございます。 *展示中止* 6月20日~未定 楽しみにしてくださっていた方にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。 6月1日 D.C.ネイビーミュージアム管理委員会 ……]] }, [5105] = { group_ID = 5, name = "新型空母スタッフ 行方不明に?", subTitle = "", pic = "", id = 5105, is_classified = 0, content = [[ ……スクープ速報です!かの北方連合の艦隊と対峙し、エンタープライズに乗艦していた元将官がなんと行方不明になりました! ことは数日前に遡ります。SD海軍基地で36ヶ月間にわたる大規模なメンテナンスを受けている空母エンタープライズですが、その入港の直後から、乗艦していた将官がSD海軍基地を離れ上層部との打ち合わせに参加する予定になっていました。 当初、本誌の記者は定例記者会見で艦長にキューブの軍艦が世界情勢に与える影響や、この度の改造はエンタープライズに何をもたらすのかと質問する予定でした。 しかし記者会見が本番を迎えるも、出席予定だった将官は何の事前連絡もなく欠席しました!記者会見自体は無事に終わりましたが、不審なものを嗅ぎつけた我々が数日に渡って調査を行ったところ、将官の行方不明といった結論にたどり着きました! 将官は数日前に国防総省に入ったあと、その建物内で跡形もなく「蒸発」したようで、彼がそこから離れた痕跡は一切ありませんでした。諦めきれない我々は大佐夫人にコンタクトを取り、残念ながらインタビューは断られたものの、交わした短い会話から大佐夫人に取り乱した様子はなかったことから、恐らく大佐は無事で、軍の機密任務のために自ら姿を消したのでしょう……]] }, [5106] = { group_ID = 6, name = "コード「G」の性能実験について", subTitle = "機密レベル:V", pic = "5106", id = 5106, is_classified = 0, content = [[ ……「微光」計画の実験の一環として、今月4日~10日の一週間の間、コード「G」の海上実験を行う。海空合同軍事演習の名義で外部通告を出し、以下の4地点以内の海空域を閉じる: 北緯1■°1■′55″ 東経15■° 25′■5″ 北緯■6°11′■5″ 東経■50° ■5′45″ 北緯14°■1′■5″ 東経1■2° ■5′45″ 北緯1■°11′5■″ 東経150° 2■′■5″ 上記海空域を通過する衛星にジャミングを実施する。 「向こう」の偵察・スパイ対策として、戦闘機を上記海空域に配置し、24時間体制で監視するよう周辺海軍基地に命令した。もし事前許可なしに空域に侵入する目標は直接、撃墜しても問題ないものとする――]] }, [6101] = { group_ID = 1, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 6101, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [6102] = { group_ID = 2, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 6102, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [6103] = { group_ID = 3, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 6103, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [6104] = { group_ID = 4, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 6104, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [6105] = { group_ID = 5, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 6105, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [6106] = { group_ID = 6, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 6106, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [7101] = { group_ID = 1, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 7101, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [7102] = { group_ID = 2, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 7102, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [7103] = { group_ID = 3, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 7103, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [7104] = { group_ID = 4, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 7104, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [7105] = { group_ID = 5, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 7105, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [7106] = { group_ID = 6, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 7106, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [8101] = { group_ID = 1, name = "人型兵器活躍す", subTitle = "", pic = "8101", id = 8101, is_classified = 0, content = [[ ……本日より幕を開けた共同軍事演習で、最も注目されるのは間違いなく、少女の外見にもかかわらず、軍艦をも遥かに超えた火力を持つ新型兵器でしょう。ユニオン海軍に「コード『G』」と名付けられたこのような全く新しい兵器は、実験段階である同型兵器「自立型人工海上作戦機構(KAN-SEN)」の一体とされています。 エナジーキューブを用いた動力部の改造を施された軍艦と違い、彼女のエナジーキューブの使用方法は画期的と言えましょう。なんと、その「建造」時から直接エナジーキューブが用いられ、キューブと完全に一体化したのです。 体つきが人間と同じように見えても、外見に惑わされてはいけません。同クラスの軍艦を軽々と超える火力を持っている彼女は、その戦闘能力より成長性に注目されています。 キューブの画期的な応用は、今後の海上兵器デザインに大きく影響するでしょう。未來の海戦はまさに新しいフェーズに突入し……]] }, [8102] = { group_ID = 2, name = "海上演習", subTitle = "", pic = "", id = 8102, is_classified = 0, content = [[ ……は今年12月10日に、三大洋七大海域における世界的な戦略演習を行うと発表しました。以前からおおよそ■年に一度に行われてきたこの慣習的な演習は、軍事力アピールの重要な手段としても知られています。 しかしながら、今回の海洋演習は前回とわずか■年しか間を空けていないことから、軍事評論家はこのイレギュラーな開催は、ユニオンを始めとした勢力の共同軍事演習に対抗するためだという見解を示しました。 北方連合の現役軍艦の数を考えると、専門家は今回の演習に参加する軍艦は800隻余りという、空前の規模だと推測しています。 前回の演習から■年間、エナジーキューブとその派生技術を用いた製品が世に溢れ、目覚ましい発展を遂げた各陣営たち。ユニオンと全く異なる方向のエナジーキューブ応用を開発し、短時間で現役軍艦の三割以上にエナジーキューブの動力改造を完了させた北方連合、その艦隊の進化こそ今回の海洋演習の見どころとなるでしょう。 無論、「サプライズ」が登場する可能性も忘れてはいけません。かつてユニオンが何の予兆もなく新兵器を公開したように、北方連合もまた、年末の世界に「サプライズ」を用意してくるかもしれませんね……]] }, [8103] = { group_ID = 3, name = "ヒトか、フネか", subTitle = "", pic = "", id = 8103, is_classified = 0, content = [[ ……キューブより誕生した少女のような形をした新兵器「コード『G』」は、科学界に投下された爆弾のごとく震撼させた。一時期、あらゆる分野の研究者達は一つの人道的命題を巡り議論し始めた――結局、人々はコード「G」のような、キューブから生まれた「モノ」である存在をどのように見るべきでか? この「新技術」に関わるすべての会議やフォーラムは、この基本的な命題を避けて通ることは当然不可能だ。しかし一度始まった議論は往々として終わりのない論争へと変わってしまう。……現在主流の考え方は二つ: まずはキューブの著名な研究者であるアンジュ博士をはじめ、学術界の研究者達に多く支持されているもの――まずコード「G」を誕生させたのはそもそも広義的には「エナジーキューブ」ではなく、特殊な「メンタルキューブ」である。また、「彼女」たちが表す様々な特徴や行動から、兵器ではなく人間と同じく「知性を持つ生命体」だと結論づけできる。それはすなわち、彼女たちは所属する陣営の公民と見なされ、基本的な人権を有するということである。 一方、各陣営上層部や、一部の研究者達はこの新型兵器を高性能な人工知能と定義することに傾いている。モノから「建造」された「兵器」は所在組織の財産として保護され、また、プログラミングこそされていないが、「人間が作り出した知性」であるAIと同じく、専用のルールと法律によって制限されるべきだと。 ユニオンのスポークスマンも後者の主張に賛同を示し、彼女たちは高性能人工知性を搭載した作戦兵器に過ぎず、よって兵器と同じく管理条例に沿って扱われるのが適切と発言した。 最終的な結論が出るまで終わらない論争……読者の皆様はどちらに賛同する?]] }, [8104] = { group_ID = 4, name = "造艦計画続報", subTitle = "", pic = "8104", id = 8104, is_classified = 0, content = "……軍事委員会は、本日の記者会見で新しい軍拡計画を発表しました――「十年以内に新兵器『艦船』を中心に、各種艦艇100隻以上からなる新しい艦隊を作り上げる」という内容でした。\n世論では、この軍拡計画はコード「G」を大々的に披露したユニオンに対抗するものだと思われ、一部の有識者はこの計画に対して、ユニオンも「艦船」という新兵器を増やし、軍拡を行うことで北方連合に対抗しようと主張しています。また、一部の専門家は、この軍拡計画こそが、「メンタルキューブ」で艦船を建造する、という技術において北方連合が後れている証左だと述べています……" }, [8105] = { group_ID = 5, name = "新たな紛争", subTitle = "", pic = "", id = 8105, is_classified = 0, content = "……による新たな軍備競争と、陸、海、空での双方の一連の衝突で、国際情勢​に暗雲が漂っています。この二か月間、双方が陸海空で行った各種公開演習は400回ほどにまで達し、また、今月に入ってからわずか二週間で、各陣営の間に報道された衝突事件は千件近くに及びました。\n死者はまだ出ていませんが、白熱化した事態が世界を破滅の危機に引き寄せている現状は疑いようがないです。\n国際情勢を懸念する多くの団体は本日共同声明を発表し、双方に武力ではなく、話し合いで対立を解消すべきだと事態の鎮静化を呼びかけ、新たな軍縮条約を締結することで、双方の艦隊拡張に制限をかけるなどの解決策を提案しました。人類の未來や世界平和のためにどうか考えを改めて欲しいと、切に願って……" }, [8106] = { group_ID = 6, name = "艦船の兵装について", subTitle = "", pic = "", id = 8106, is_classified = 0, content = [[ ……艤装とは、艦船という新型兵器が使用する装備の総称であり、広義的な軍艦で使用する兵装(アーマリー)と同じく、艦種によって駆逐艦用、戦艦用、空母用などに分類される。 艤装には艦砲、魚雷、レーダーなど、通常兵装と同じ機能を持つモジュールが搭載されている。多くはその名の通り、実在する兵装のミニチュア版のようなものだが、SFチックなものもある。 一般人に扱えず、装備すらできない艤装だが、艦船にとっては無くてはならない、言わば必需品なのだ。艤装を装備して初めて、艦船は海軍戦艦に匹敵する戦力を得られる。 最初の艤装は艦船と同様、メンタルキューブ(ある種の軍用エナジーキューブの発展型と思われる)から生成されたものと思われた。しかし、研究が進むにつれ、一部のモジュールは艤装より分離し、自由に取替ができることが明らかになり、「艦船」が建造されてまもなく、代替可能な艦船用の艤装モジュールも製作技術が発見された。現在、艤装の製造方法は各陣営での機密とされ、民間研究者の私は知る由もなかったが……それらモジュールの生産過程には依然として、メンタルキューブが関わっていることは推測できる。 艤装のメンテナンスとアップデートは、艦船の戦力維持において重要な位置を占めている。今後の艦船技術の競争は、艤装モジュールの研究開発水準の競争となるだろう…]] }, [9101] = { group_ID = 1, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 9101, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [9102] = { group_ID = 2, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 9102, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [9103] = { group_ID = 3, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 9103, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [9104] = { group_ID = 4, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 9104, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [9105] = { group_ID = 5, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 9105, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [9106] = { group_ID = 6, name = "未解析の情報", subTitle = "", pic = "", id = 9106, is_classified = 0, content = "海域で発見された史跡資料(レガシー)。その存在が謎に包まれており、現在資料の解読が行われている" }, [10101] = { group_ID = 1, name = "艦船専用部隊設立へ", subTitle = "", pic = "", id = 10101, is_classified = 0, content = [[ ……会議は二日目に入った。今回の会議はこの十年で最も規模が大きいもので、各陣営の政府首脳は一人も欠けることなくユニオンに集めており、また会議の日程も歴史上一番長い四日間まで及ぶ。 昨日、会議一日目終了後の記者会見で、ユニオンをはじめとした各陣営は、メンタルキューブ技術の兵器開発について、一連の研究協議を締結することが発表された。近い将来、各陣営は自ら「艦船」で構成する艦隊を組織できる見通しだ。 また、会議の二日目には、テクノロジーブレイクスルーによるミリタリーロジスティックの変化について、重点的に議論するとのこと。 日々激しく変化する世界情勢、及び敵対陣営の脅威に直面する各陣営は、時代の流れに沿い、現在の軍事組織に抜本的改革とさらなる連携の強化が求められる……]] }, [10102] = { group_ID = 2, name = "分かたれし人類", subTitle = "", pic = "", id = 10102, is_classified = 0, content = [[ ……ネットサーフィンしていると急に変なサイトがポップアップされたりしませんでした?通信機器を使っていると、変なチャンネルに繋げられたりしませんでした? 成人向けという意味ではなく、敵陣営が秘密裏に仕込んだ宣伝ページのことですよ! 公には知られていないけど、一部のチャンネルは実は大人気だそうです。画面の前のあなたも、こっそり覗いたことがあるでしょう?しかし油断してはいけません!あれもこれもプロパガンダもとい、電子戦の一環です!長きにわたって、我々のネットワークやチャンネルはジャミングを受けてきました。我々の生活への浸透こそ彼らの目的です。今は裏に息を潜めていますが、一番ひどい時は普通のチャンネルの四割以上が乗っ取られていましたよ!? しかし、対抗措置のおかげで、彼らの悪しき作戦にようやく終止符が打たれました。一部の読者は既に気づいているかもしれませんが、先週の金曜日から、これらの疑わしいサイトが全部閉鎖され、あなたの手元の通信機器も変なチャンネルに繋がらなくてすみました!さらにエウロパ全域、それに北方連合との境界エリアに新型設備が配置され、物理的にも新たなネットワークセキュリティ対策がなされたのです!これで我々は、長らく悩まされた浸透作戦に見事に勝利したと言えましょう……]] }, [10103] = { group_ID = 3, name = "深海の脅威", subTitle = "", pic = "", id = 10103, is_classified = 0, content = "……続いてはロイヤルからのニュースです。今月に入ってから、漁師が近海の漁撈活動で「奇妙な」装置を引き上げる事件が多く発生しています。サイズは3メートル近いものから45センチくらいのものまである装置は、外見が深海魚に似ていて、特殊なカモフラージュ塗料が外殻を覆っており、外部からのスキャンをほぼ完全に遮断できるほど優れた隠蔽性を持っているそうです。漁師によると、装置は重くないものの分厚い外殻が非常に硬く、漁業用のモリではかすり傷一つつきません。現在、装置は担当部署に引き渡され、そこでさらなる分析が行われる予定です。\n一部の民間学者は装置を、敵対陣営が意図的に設置した無人潜水式ドローンだと推測しています。大きい方が小さい方に指示を発し動かせるのですが、何かしら故障でロイヤル近海エリアに流れ来てしまい、それで引き上げられたのかも知れません。\nそれに対し、装置の独特な外見は今までのどの兵器とも違うと、軍事評論家は指摘します。また、装置の外殻の塗装もまた現役の軍事機器では使われたことがないものだと述べ……" }, [10104] = { group_ID = 4, name = "特別報道番組のレコード", subTitle = "", pic = "", id = 10104, is_classified = 0, content = "……ニュースによると、北方連合の海軍艦隊が本日公海海域での海上演習を行うと発表し、周辺海域に立入禁止を要請しました。事前告知されなかったこの演習に対し、ユニオンは、一方的に軋轢を生む無責任な行為を批判し、必要な措置を取ると表明しました……" }, [10105] = { group_ID = 5, name = "合同大演習", subTitle = "", pic = "", id = 10105, is_classified = 0, content = [[ ……各陣営の、四百隻の軍艦からなる大艦隊は既にNA海域に集結し、明日行われる海上合同軍事演習の本番に備えています。 今回は今年に入って三回目の海上合同軍事演習であり、年内での最大規模の演習でもあります。 本演習はこれまでのものと違い、新型兵器「艦船」による艦隊が全艦艇の半数以上を占めており、これにより今まで武威を示してきた一般艦隊は脇役となり、華やかな「艦船」が主役となりました。現時点での情報によると、本演習は「艦船」による艦隊の作戦慣熟と、新しい戦術の模索を主な目的とするようです。 演習には「艦船」の単独演習、「艦船」と一般艦隊の協同演習、「艦船」と一般艦隊の対抗演習、「艦船」間の対抗演習、そして最後の大型観艦式に分かれています。 スポークスマンによれば、本演習は年度慣例演習とし、政治的な意味合いはないと発言しています……]] }, [10106] = { group_ID = 6, name = "陣営間連合不在の世界", subTitle = "", pic = "10106", id = 10106, is_classified = 0, content = "……近頃で白熱化しつつある対峙状況に対して、各陣営の折衝を図る諮問会が本日開催されました。数時間に渡った会議で何を話されていたかは公開されず、また会議終了後も何の談話・共同発表・記者会見すら行われませんでした。関係者によると、会議の始まりも終わりもひっそりしたものだったそうです。\nしたがって、我々は会議でどのような結果になったかを知ることは叶いませんでした。しかし、この重大議題に関しての会議が、たったの三時間で終了したことが手がかりで、短すぎる会議時間は二つの可能性を示しています:大きな対立もなく、合意されたことで会議が順調に運んだ、もしくはその真逆で、意見の食い違いがありすぎたせいで、会議をそれ以上進める必要がなかったか。会議終了後の静まり返った会場を見るに、後者である可能性が高そうです……" }, all = { 1101, 1102, 1103, 1104, 1105, 1106, 2101, 2102, 2103, 2104, 2105, 2106, 3101, 3102, 3103, 3104, 3105, 3106, 3201, 3202, 3203, 3204, 3205, 3206, 3301, 3302, 3303, 3304, 3305, 3306, 4101, 4102, 4103, 4104, 4105, 4106, 5101, 5102, 5103, 5104, 5105, 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